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靴に心地よい環境作り

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私たち人間に快適な生活環境が必要なように、靴にも最適な環境を作ってあげることで、大切な靴を長持ちさせることができます。
ここでは、一日共にした靴のお手入れ方法から、その後の靴が喜ぶ環境作りについて靴磨きのプロがアドバイス致します。
靴好きの方はおさらいの意味で見直してみましょう!

★帰宅後にする環境作り

一日頑張った足の裏は、コップ一杯分もの汗をかいています。その汗を靴はガッツリ吸収しているのです。
帰宅してそのまま使用した靴を玄関に放置しておくと、湿気を好む細菌が繁殖して、カビやニオイの原因になります。
特に革靴はカビが生えてしまうと、カビが内部に根をはり、気づいたときには手遅れです。
カビを根から退治することは難しいので、一日履いた靴は一日以上、風通しのよい日陰で干して、しっかりと湿気を乾かしてあげましょう。

干す前のひと手間として、汚れやホコリはカビの生息地になりやすいので、ブラシで落としておきましょう。
革靴のブラッシングなら馬毛ブラシがいいです。
シューキーパーをいれてブラッシングすると、革の細かい隙間やシワの汚れも落とせて、型崩れ防止策にもなります。
靴を履いた後のブラッシングの習慣で、大切な靴が長持ちします。

干すときは壁に立てかけるようにすると、見落としがちな靴底まで乾かせます。
直射日光が当たると変色の恐れがあるので、必ず通気性のよい日陰に干しましょう。
雨に濡れた後なら、新聞紙を入れておくと新聞紙が水分を吸収してくれます。
女性用の靴だと新聞紙の色写りの可能性もあるので、キッチンペーパーなどがおすすめです。
ただし新聞紙やキッチンペーパーを入れっぱなしにすると、湿気がこもってしまい逆にカビが生えやすくなったり、過度に湿気を吸収してしまい乾燥しやすくなったりするので、やりすぎには注意してください。

下駄箱内の環境作り

靴にとって快適な環境は、靴の大敵である湿気が少なく風通しがよい、通気性に優れた場所です。
下駄箱にしまう場合、棚に直接靴を置かずに、少し高さのある”すのこ”や”ネット”を敷くと、通気性が良くなります。
湿気防止の便利グッズは、100均でも買えるもので大丈夫です。汚れも下に落ちるので掃除も楽になります。
下駄箱内に乾燥剤もいくつか入れておくと、湿気吸収に役立ちます。しかし、下駄箱の中は湿気がこもりやすいので、湿気予防として内側にカビ防止スプレーをかけておくのもおすすめです。
こまめに下駄箱の扉も開放して通気性のよい環境を作ってあげましょう。

靴箱内の環境作り

靴箱に収納する際には、密閉空間になるので、必ず靴を完全に乾かしてからしまいます。
シューキーパーをセットするか、なければ紙を詰めるなどして、箱の中で型崩れしないようにしましょう。
乾燥材も入れておきます。その際にドライバーなどで靴箱に数個の穴をあけておくと、靴箱の中の靴も呼吸がしやすくなります。
靴箱に穴をあけたくない場合は、ジップロックや真空になる袋に靴と乾燥剤を一緒にいれて、完全に空気を出して密封した方法で保管もできます。
下駄箱同様、靴箱の内側にもカビ防止スプレーをしておくとカビが生えにくくなります。
乾燥材も靴と一緒に靴箱に入れておきましょう。
靴専用の大きさのある乾燥剤なら、靴と靴の間にいれておくとくっつきの色写りも防げます。
靴がたくさんあり、箱にしまうと分からなくなるという場合は、写真やイラスト、特徴をメモした付箋を靴箱に貼っておけば一目瞭然で探しやすいです。

疲れて帰宅したときなど面倒に感じたり、少し手間はかかりますが、その分だけ靴は長持ちしてくれます。
お気に入りの靴とできるだけ長く共に歩けるように、ぜひあなたの靴にとって心地よい環境作りはじめましょう。

靴磨き 習志野
靴磨き 習志野

​千葉県船橋市習志野台2-32-1

【営業時間】 10:00~18:00

【定休日】 月曜日・火曜日

靴磨き 習志野
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