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靴紐の役割と種類について

靴紐は靴のサイズ調整をし、足に靴をフィットさせる役割の他にも、靴の見た目の印象を左右する役割があります。靴を履くときには、ヒモを緩めて足を入れ、しっかりとヒモを締めてください。
また、靴を脱ぐときも十分にヒモを緩めてから靴を脱いでください。 ヒモを締めたままで靴を履いたり、間違った結び方だと、足の動きが制限されてつまずいてしまったり、靴擦れや外反母趾になってしまう可能性があります。
また、靴を傷める原因となったり、フィット感が得られず歩き心地も悪くなったりしてしまいます。
靴紐は靴を良い状態で長く履くために、とても重要なパーツなのです。
靴紐を選ぶ際の基準は主に3つです。
靴紐を選ぶ際の基準は主に3つです。
①太さ…フォーマルシューズには繊細で細めのものがよく合い、カジュアルなものには少し太めの紐が合います。
②シューホール(紐を通す穴)の数と紐の長さの目安
・2つ 50〜60cm
・3つ 55〜65cm
・4つ 60〜70cm
・5つ 65〜75cm
・6つ 70〜80cm
③紐の素材、種類
●丸紐
安価で弾力がありほどけにくいガス紐がオーソドックスですが、耐久性はあまりありません。
また、ワックスを染み込ませたロウ引き紐があります。ロウ引き紐は上品なイメージになり、耐久性がありますが、値段が高く紐がほどけやすいのがデメリットです。
●平紐
接地面が広くなるためフィット感に優れ、安定した形の蝶々結びができます。しかし一度ねじれてしまうと見た目が悪くなり結び直す必要があるでしょう。
革靴の紐の結び方
靴ひもの結び方は34種類以上もあると言われています。この結び方によって印象や履き心地が変わってくるのです。そのため、靴に合った正しい結び方で足と靴をフィットさせる必要があります。
実用的な結び方はそれほど多くなく、ビジネスシーンに使われる革靴に適したオーソドックスな結び方は主に2種類となります。
●シングル
一番オーソドックスで比較的簡単な結び方です。片方のひもを、一番下の穴から、一番上の穴に一気に通す方法です。内側の紐が目立たず革靴のフォーマルな上品さを邪魔しません。締め付ける力が片側だけのため、靴紐をほどく際には容易ですが、履いている際にも緩みやすいので注意が必要です。
1.つま先側を自分の方に向け、一番手前の左右のシューホールに表側から紐を通します。この時靴の外側のシューホールから出る紐を長めにしておきます。
2.1の靴の内側最前列から出ている紐を反対側の足首側最後列のシューホールへ裏側から通します。この紐はしばらくいじりません。
3.靴の内側最前列のシューホールから出た紐を反対側列の一つ上の段のシューホールに裏側から通します。
4.3から出た紐を反対側列の同じ段のシューホールへ表側から通します。
5.4から出た紐を反対側の一段上のシューホールに裏側から通し、また反対側の同じ段のシューホールに表側から通すことを繰り返します。
6.靴の内側の最後列まできたら、2でそのままにしていた反対側のシューホールから出た紐と長さを揃えて蝶々結びをします。
●パラレル
左右交互に一段ずつ飛ばして紐を通す結び方です。シングルよりも結ぶのに手間がかかりますが、左右均等に引っ張る圧力がかかるため、靴紐が緩みにくく足にしっくりと締まりやすい結び方といえます。見た目も綺麗で長時間歩いても疲れにくいでしょう。
1.つま先側を自分の方に向け、一番手前の左右のシューホールに表側から紐を通します。この時両側の紐の長さを揃えておきます。
2.靴の内側最前列のシューホールから出た紐を、反対側列の一つ上の段のシューホールへ裏側から紐を通します。
3.2から出た紐を反対側列の同じ段のシューホールへ表側から紐を通します。
4.靴の外側最前列のシューホールから出た紐を反対側列の二段上のシューホールに裏側から通します。
5.4で出た紐を反対側列の同じ段のシューホールへ表側から通します。
6.3で出た紐を反対側列の二段上のシューホールへ裏側から通します。
7.6で出た紐を反対側列の同じ段のシューホールへ表側から通します。
8.5で出た紐を反対側列の二段上のシューホールへ裏側から通します。
9.両側の紐の長さを揃えて蝶々結びをします。
その他にもカジュアルな印象の結び方として主に2種類あります。
●オーバーラップ
靴紐を表側から裏側に通す結び方です。
最も緩みにくく、スポーツシューズやスニーカーの紐の結び方として定番の結び方です。革靴では一日中締まった履き心地を維持することができます。しかし足の甲が高い人は痛くなりやすいので注意が必要です。
1.つま先側を自分に向けて、一番手前の列の左右のシューホールに表側から紐を通します。この時両側に出た紐を均等にします。
2.片方の紐を反対側列の一つ上の段のシューホールへ表側から通します。
3.もう片方も2と同様に通します。この時2の紐の上を通ります。
4.3から出た紐を反対側列の一段上のシューホールに表側から通します。
5.2から出た紐を反対側列の一段上のシューホールに表側から通します。この時3と同じように新しく通す紐が上になるように通します。
6.2~5を繰り返し、最後の段になったら両側の紐を裏側から通して蝶々結びをします。
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