牛革の種類
- harunouta1112
- 2022年6月18日
- 読了時間: 2分

牛革と一言でいっても実は種類が存在します。
種類は主に生後何か月経っているかによって分けられ、若い牛の革ほどきめ細かく、
体も小さく取れる量も少ないので希少価値が高いです。
今回は革の種類について解説していきます。
■カーフスキン
カーフとは「子牛」という意味スキンは生後6か月以内の革を指します。
カーフスキンの特徴は成牛に比べ、薄手で繊維がきめ細かく、なめらかで軽い革です。
牛革の中で最も希少価値が高い革になります。
またカーフスキンと一言でいっても種類があります。
簡単に解説していきます。
♦ベビーカーフ
生後3か月以内の子牛の革。カーフの中で最も高ランクの革にあたります。
♦ヘアカーフ
生後6か月以内の子牛の革。毛並みが残っているのが特徴で珍しい革です。
♦ボックスカーフ
生後6か月以内の子牛の革。クロム鞣し(塩基性硫酸クロム塩を使用した鞣し)を施した革です。
美しい水シボと光沢感があるのが特徴です。
■キップスキン
生後6か月~2年までの革を指します。
人間と同様に子供より大人のほうが皮が厚くなりますのでカーフレザーに比べ、
厚み&強度があります。
■ハラコ
ハラコは言語で(腹子)と書き、
出産前にお腹の中で死亡した胎児や直後に死亡した子牛の革を指します。
入手難易度が高いことから最高級品として扱わられております。
■カウハウド
去勢されずに生後2か月以上育った出産経験のある雌牛のことです。
2年以上育っているのでカーフやキップより厚みがあり丈夫な革です。
■ステアハイド
生後3か月から6か月程度で去勢され、生後2年以上育った雄牛の革です。
一般的に使用されている革靴はこちらの革が使用されております。
■ブルハイド
去勢されずに生後2年以上育った雄牛の革です。革の中でも固く丈夫な部類に入ります。
その固さを生かし、ワークブーツなどに使用されるケースが多いです。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?牛革と一言で言ってもこんなにも種類があるんですね。
靴を買いに行かれた際にどうして同じ靴なのに値段が全然違うのだろうかと思ったことはございませんか?
値段の理由の1つが革の違いです。予備知識として頭にいれておくと靴の買い物がより楽しくなるかもしれませんね。
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