靴磨き初心者におすすめな道具(前半)
- harunouta1112
- 2022年6月13日
- 読了時間: 3分
現在、各シューケアメーカーが様々なケア用品を販売しており、
シューケア売り場にいくと非常に多くのアイテムが陳列されております。
初めて靴磨きをしたいという方には、いったいどれを買えばいいのかわからないこともあるかもしれません。
なので、今回は初めて靴磨きをする方におすすめなシューケア用品のご紹介です。
綺麗になるだけでなく、靴の寿命を延ばし、長く愛用できるようなケア用品に重点を置きます。
■馬毛ブラシ

馬毛ブラシは最初の汚れ落としに最適なブラシです。
馬の尻尾の毛が使用されており、「毛の密度の多さ」 「適度なコシ」があります。
馬毛ブラシがなくても、クリーナーで拭き取ることもできますが、指が届きにくい
コバ周りや穴飾りの中もしっかり落とすことができます。
お値段は安いものですと600円から販売されておりますが、安すぎるものは抜け毛が多いので、初心者にはおすすめは1,300円ほどのブラシがおすすめです。
■クリーナー
クリーナーには大きく分けて液体タイプとクリームタイプがございます。
簡単に違いを説明しますと
♦クリームタイプ

革表面の汚れを落とし、革を柔らかくする成分(ミンクファット)が含まれているものが多いです。クリームタイプはガラスレザーなど革に特殊加工してコーティングされており、
内部に汚れが入りこまない革に適しているかと思います。
♦液体タイプ

革表面と内側の汚れを落とし、防カビ効果もある。
一般的にクリーナーというと洗浄力の高い液体タイプが使用されることが多いです。
初心者には液体タイプのほうが癖もなく使いやすいかと思います。
余裕があれば、クリーナー用のリムーバークロスも一緒に購入されるのもよいかと思います。※一応、柔らかい生地(下着など)でも代用は可能です。
■クリームの種類について
靴磨きのメインアイテム「シュークリーム」
クリームには大別して「乳化性」と「油性」があります。
人に例えるなら、乳化性…化粧水 油性…メイク だと思ってください。
肌と同じで重要なのは保湿です。いくらメイクがうまくても肌がボロボロであれば化粧乗りもよくありません。
最初は乳化性クリームを購入してください。
靴磨きに慣れてきましたら、化粧(鏡面仕上げ)をされてみるのも良いかと思います。
■どの乳化性クリームがいいのか
初心者におすすめしたいのが「デリケートクリーム」無色透明のクリームで伸びが良く扱いやすいクリームです。

レザークリームは主に「水分」「油分」「ロウ」そして水分と油分を混ぜわせるための「有機溶剤」から出来ております。
デリケートクリームは「水分」を多くしていることにより、シミになりにくくなめらかで伸びが良いのです。
また革製品でしたら幅広く使用することもできます。
(一部、使用できない革もございます。不安な場合は踵の内側など目立たない箇所でテストしてください。)
デリケートクリーム以外でメジャーなのが「シュークリームジャー」

こちらも同じ乳化性クリームになり、幅広い色の展開がなされております。
デリケートクリームはあまり色の選択肢がないので、補色をする場合はこちらを使うのが一般的と言えます。
デリケートクリームに比べて「ロウ」が多いので艶がでるという違いもあります。
注意点としては、乾燥したりすり減った淡い色の靴にシュークリームを塗布すると一気に染み込んで、シミになってしまう場合もあります。
そういった場合はデリケートクリーム→シュークリームジャーの順で塗布して磨くとシミになりにくいです。
■初心者におすすめなケア用品リンク
馬毛ブラシ
クリーナー
デリケートクリーム
シュークリームジャー





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